萩焼窯元泉流山ブログ


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 2011.04.12 Tuesday * | - | - | -
+ 窯詰め準備 +
泉流山では 8月10、11日 に
登り窯の窯焚きを行います。

早速その準備作業が始まっていますので、
本日より少しずつそのレポートをしていきたいと思います^^



窯手前で準備作業をしているMさんの後姿♪
さて、なんの作業なのでしょうか??



これは、底についている釉薬をブラシで落としているところです。
(濃い灰色に見えているのが釉薬です)
窯の中では板の上に載せて焼くわけですが、
釉薬がついていると、その板にくっついてしまってはがれなくなります。
底まで釉薬をかけたものは、板と接している部分をこうして
全て一つ一つ手作業で払い落とさなければいけないのです。

ワタクシ東洋美人も前回この作業をほんの少しお手伝いしましたが、
慣れないわたしは遅々として一向に進まず、ほんの数個しかできませんでした。。
作るのも一個一個大変な上、こんな準備もしないといけないのか、と
工程の多さに大変恐れ入ったのを覚えています。。。

お次は窯の作業ではおなじみ、F氏です♪


東「なんの作業ですか??」
F「アルミナ塗りよるそ」

アルミナとは酸化アルミニウムでして、
ここではまた くっつき を防ぐために使っています。
板(これが先程言っていた 釉薬をかけた素焼を載せていく板 です)に
水で溶いたアルミナを塗ることで、板にくっつくことを防いでいるのです。

雰囲気的には、そうですね、ついたおもちを丸めるとき、
板の上に粉を敷きますねよね?あんな感じの役割かな^^ 
あ、あくまでわたしのイメージですよ!

調べたところ、アルミナは非常に融点が高いそうで
高温の窯の中でも、状態が変わらないみたいです。
そこを利用しているわけですね。なるほどなるほど。


アルミナを塗った板が並んでいます。
この上に一つ一つ釉薬をかけた素焼を並べていき、
またその上にレンガで足を作りまた重ね、、、と作業は繰り返されていきます。

Mさんの作業もF氏の作業も焼いた器たちが板にくっつくのを防止する作業です。
板にくっついてしまうとどうなるか。。。

とれない→無理やりとろうとする→・・・欠けるor割れる

こんなに長いたくさんの工程を経て、最期にキズモノになってしまうと
とても悲しいのです。
だから、一つ一つの作業に手を抜くことはできないわけですね。


記事投稿者:東洋美人
 2009.07.28 Tuesday * 14:29 | 窯のこと | comments(0) | trackbacks(0)
+ いろいろなカップ +
暑い日が続きますね!!

本日の萩は昨日と違って
快晴&涼風に恵まれ
とっても気持ちのよい日です♪

こんな気持ちのよい日はどこかへお出かけしてもいいけど
おうちでおいしいアイスカフェオレなんか飲んで
のんびりするのもよさそう。。
お気に入りのカップで飲めば、ますますご機嫌です^^

というわけで、そんなひとときを一緒に過ごしてもらいたい
泉流山のいろいろなカップたちをちょっとご紹介してみます!


写真ではあまりわかりませんけど、とってもおもしろく色が出てるんです!
たっぷりしてて、手になじむ丸い形もかわいい。  ― 2客・8400円


いわゆる“萩焼らしい”優しい色味。
こういうシンプルなのもいいですよね^^  ―2客・6300円


個性豊かなマグカップたち。
どれも持ちやすくて、日常使いにしっくりきます。  ―2100円〜3675円


ねじねじ取っ手がシブイ、人気のマグ。  ―2客・5600円


優雅なカフェオレタイムなんてありゃせん・・と思っていらっしゃるアナタさま。
もしかして夜がっつり晩酌派ですか??

ご安心下さい!
泉流山には大容量・焼酎カップもございます^^

 ―左より 3675円、2625円

もちろんお茶でも、牛乳でも♪
カップって、一番身近な食器かもしれませんね^^


記事投稿者:東洋美人
 2009.06.23 Tuesday * 15:54 | 窯のこと | comments(0) | trackbacks(0)
+ 母の日 +
何かとぱたぱたしておりまして、ブログの更新が少し遅くなってしまいました。
季節もだんだんと移り変わり、日の経つ早さを感じます。
最近の天気予報ではすでに“夏日”という言葉を耳にしますね。
お天気のよい日には、半袖をお召しのお客様もお見かけします。
・・・わたしはまだ電器アンカを入れて寝ているというのに(笑)

さてさて、季節といえば、もうすぐGW。
今年はETC効果で車で萩まで遊びに来られるお客様が増えればいいな、と
少し楽しみにしています。
泉流山は出店いたしませんが、萩焼まつりもございますし、
窯元めぐりに繰り出すのも楽しい休暇の過ごし方かな、と^^

そして GWが過ぎると、母の日がありますね。
5月の第二日曜日。
みなさんはお母様に何かなさいますか?
面と向かってありがとうを言うのは照れくさいですから、
こういう行事に かこつけると申しますか、
日ごろの感謝を 言葉に、形にする のはとてもいいことだな、と思います。

今日のこと、瀬付きアジさんと
「母の日ってどんなものがええんかねぇ?」と
あれこれ考えてみたところです。 なので、本日は少しご提案を。
大切なお母様への贈り物に
こういった食卓を彩る器もすてきだと思いませんか?


上:ワイングラス 下:長方皿(ネットショップにて販売中)
白釉が品よく、お料理がとても映えます。


上:割山椒向付(ネットショップにて販売中) 右下:三角足つき皿 左:薬味皿
使い勝手のよい個性的な器が食卓を楽しくしてくれそうです。


奥:急須・小(ネットショップにて販売中) 手前:ご飯茶碗・湯呑セット(ネットショップにて販売中)
優しい風合いのおそろいのお茶碗とお湯呑み、きっと喜ばれますよ^^


うーん、目移りしてしまいますねぇ(笑)


記事投稿者:東洋美人
 2009.04.18 Saturday * 14:52 | 窯のこと | comments(0) | trackbacks(0)
+ 和でも洋でも +

先月末から少しずつ 記念品や贈り物に と
萩焼をお求めになるお客様が増えてきました。

今は節目の季節なんですね。
あまたの出会いや別れの季節。
うんうん、大切な方やお世話になった方への贈り物に萩焼はぴったりです♪

中でも人気があるのは花器。
萩焼というと“和”のイメージをもたれがちですが、
“洋”のお花やお部屋にも実はとっても合うんですよ^^

特に、こんなモダンな花器たちには洋花がとても映えます。





こちらのお品、載せようと思ってるうちに気に入られて もうお嫁にいっちゃいました^^


こうしてお嫁にもらわれていった花器たちは
どんなお宅に行くのでしょう??

どうか 喜んでいただけますように・・・
大切にしていただけますように・・・




記事投稿者:東洋美人

 2009.03.13 Friday * 15:40 | 窯のこと | comments(0) | trackbacks(0)
+ 梅 +

お正月からこちら 萩はなかなかよいお天気に恵まれません
寒さの峠は越したようですが
今日も朝から雨。。 肌寒く、本日もホッカイロのお世話になっております

そんな中でも 自然は少しずつ移り変わり
泉流山自慢の椿もいろいろな種類が咲き始めました

そして今ほのかによい香りをただよわせて
花開いているのが 梅 です





お店の中は外より暖かいので、一足先に満開です
はらはらと散る花びらも また美しいですね

もう一つ、すてきな梅があるんですよ!



梅模様のご飯茶碗
この優しい柄、実は男性にも人気があるんですよ^^

文字通り、食卓に華を添えてくれそうですね


記事投稿者:東洋美人

 2009.01.31 Saturday * 11:05 | 窯のこと | comments(0) | trackbacks(0)
+ 粘土をつくる +
寒さと、どんよりとした天候がずーっと続いている萩です。

菊ヶ浜にある海産物を売るお店に行ってきました。
太陽の光眩しい夏の菊ヶ浜とはまた違った冬の菊ヶ浜も、萩らしい風景ですね。



さて今日は、粘土の話を。 またまたメモを片手に聞いてきました。

泉流山は粘土も自家製のを使っています。
(と言っても、原土は購入していますが・・・。)
製法は昔ながらの水簸(すいひ)の方法です。

,泙此原土をよく乾かして細かく砕く。
 原土は防府でとれる大道土と、萩の近辺でとれる金峯土(みたけつち)です。

△海譴鬟灰鵐リート槽の中で攪拌して泥水にします。
 しばらく放置しておくと粒子の粗い土や砂が沈殿して、上部には粒子の小さいコロイド状の泥水に分かれます。
 この泥水だけを汲みだして別の器に入れる。この時、ふるいで砂や軽い水に浮くゴミなども除く。



これをそのまま2〜3日置いておくと、水と粘土に分かれる。
た紊鮗里討襦→ 泥奨がとれる。
イ海譴鯀脳討の入れ物に入れて水分を取り除く、あるいはフィルタープレスで水分を絞って
 粘土完成。



Ε侫ルタープレスにかけて出来た座布団のような粘土を基に、もともと原土に混ざっていたものを精製した砂や、見島土、などを独自に真空土練機で調合する。




いざ作りに入るときに準備する粘土、柔らかさはこのくらいでとか、砂を多めにとか少なめにとか、見島土をこのくらいとか・・・もう, どんな陶工さんの注文もOK!
で、泉流山では多様な萩焼が出来るんですよ。



記事投稿者:瀬つきアジ

 2009.01.15 Thursday * 17:47 | 窯のこと | comments(4) | trackbacks(0)
+ 土灰をつくる +
日本列島 大荒れの天候ですね。
萩も今年になって太陽の照った日は、確か3日と8日のわずか2日間のみ。
それもまるまる1日も晴天が続かなかったような気がします。

ニュースでは不景気がもっと続くだの、頼みの国会は国民の実生活とかけ離れた与野党のかけひきばかりだったり・・・あまり明るい話題が出てきませんね〜。


で、今日は、あたたかい焚き火の話?
(寒い日は、こんな焚き火に焼き芋♪って最高なんですが、残念ながら仕事の話です)



これは、釉薬になる灰をとるために、木を燃やしているところです。
泉流山では、粘土・釉薬はほぼ自前で作って 使っています。

この木の灰をどうやって釉薬にするのでしょう?  メモを片手に、聞いてきました。 

ヽイよく乾いた状態の時に、先ず粗い目のふるいで燃え残りの木やスミとかのカスを除去。
△燭辰廚蠅凌紊任箸い凸椶虜戮いふるいで漉す。
  これを沈殿させては上水を捨てる。
  何度もこの作業を繰り返して、しっかりアク抜きをする。
  (アクがあると釉薬のめくれとか、施釉のときに手が荒れるなど不都合がいろいろあるそうな)
3イ涼罎砲賄簡が多量に有るので、磁石にかけて脱鉄する。
こうやって出来た灰(の水)を土灰といって、あとは調合です。 

調合は、この土灰に長石の粉末を加えたものが透明釉。
(長石は生地の表面にガラス質の膜をつくるためのものです。)
 わら灰釉(白萩釉)が、それに藁を燃やした灰を加えたもの。
萩焼の釉薬はこの2通りです。 本当に素朴な焼物なんですね〜。

今回燃やした木はイスの木で、これは知り合いの植木屋さんが運び込んできました。
植木屋さんの剪定した木の処理と、泉流山の材料の調達と、双方にとって良いことなんです。
で、燃やすに惜しい太い部分は
 

こうやって、次の窯焚きの燃料の一部にするんです。
あたたかい焚き火の写真のつもりが、仕事の話になってしまいました。

やっぱり焼き芋が恋しい・・・ここのところずーっと寒い萩です。


記事投稿者:瀬つきアジ

 2009.01.10 Saturday * 14:45 | 窯のこと | comments(0) | trackbacks(0)
+ 来年の干支は +
もうすぐクリスマスですね

萩でも いろいろなところでイルミネーションが見られ
気分がだんだん盛り上がってきます♪

でも今日はその話ではなくて・・・

年の瀬になりますと 干支の香合をお求めになるお客様がちらほら
なので今日は来年の干支・丑の香合をご覧にいれたいと思います

こちらは素焼き前の状態です
素焼き前

これを作るのは ざっくばらん な言い方をすれば
少々面倒くさいようで・・・

でも、背中に小鳥を乗せた丑さんがいたり、
陶工さんがいろいろと工夫をしてくださっているのがわかります^^

さぁ、できあがり!
できあがり!

なんだか愛らしい姿に「丑の香合」と呼び捨てできずに「丑さん」と呼んでおります。


ところで、泉流山には昔 細工モノを得意とたおじいちゃん(の陶工さん)がいらしたそうで
香炉や香合などはそのおじいちゃんによる作品がたくさんあります。

お店に出すために整理していたとき
おじいちゃん作の丑の香合の中に よくわからないもの がありました
(せっかく作っちゃったのに、よくわからない、なんて言ったら失礼ですけど・・)

何がわからないかというと、その図案。牛の背中に誰かが乗っているのです
籠をしょった(背負った)子供のようでもあります。わたしには河童に見えました。
何より、馬ならまだしも、牛ってあまり人を乗せるイメージがなくありませんか?
何かの故事になぞらえて作っちゃったんじゃなかろうか、との話もあり
インターネットでいろいろと検索してみましたが手がかりがつかめず・・・

やっぱり深い意図はなく、牛だけじゃ物足りんことなっちゃったんかな??

なぞです…

しばらくみんなでひとしきり楽しい詮議をして、
どうとも結論をつけられず

何はともあれ、もうすぐお正月
準備にいそしむ泉流山です^^


記事投稿者:東洋美人
 2008.12.19 Friday * 15:01 | 窯のこと | comments(3) | trackbacks(0)
+ 酸化と還元 +
 窯出しが済むと、一段落!といきたいところですが、
商品として店に出すまでにしなければいけないことがたくさんあって、ここのところ忙しい泉流山です。
ひとつひとつ手にとって、わーつ、綺麗!と感激したり、キズものにがっかりしたり・・・。
どれもこれも紹介したいものばかりですが、
今日は炎の効果ということで、酸化焼成と還元焼成について、ちょっと説明をしましょう。




青っぽく焼きあがっているのが、還元。
ベージュ色というか、茶色系に焼きあがっているのが、酸化。
ほら、同じ土、同じ釉薬でもこんなに焼き上がりが違うんですよ!
不思議ですね〜。




酸化で焼くとは、窯の中に空気を十分に入れるようにして、酸素タップリ状態で焼くことなんです。
具体的には、薪をゆっくり目に投げ入れるとか空気の入る口を広くしておくとか。
やわらかく、優しい色に焼き上がります。
「萩の七化け」といいますが、使っているうち変化しやすいのは、こちらの方ですね。

かたや還元、これは反対に酸素が少なめ、酸欠状態で焼くといったところでしょうか。
具体的には、薪をどんどん投げ入れるとか空気の入り口を絞るとか。
焼きが硬いので、変化するのに時間がかかりますが、日常使うのに堅固です。


よく、釉薬によっていろいろな色が出ると思っていらっしゃる方が多いのですが、
萩の釉薬は、陶器の表面をガラス質にするための透明釉と、白く焼きあがるワラ灰釉の
2種類しかないのです。
土も2種類ですので、2x2の4通りの組み合わせを基本に、あとは化粧掛けと釉薬の掛け方に変化をつけたりして、それこそいろいろな萩焼が出来るんですよ。

炎の効果といえば、窯変。
登り窯ならではのものですね〜。
↓ はその窯変の出たコーヒーカップです。
今日は写真だけにして、説明などこの続きはまたの機会に・・・どうぞお楽しみに♪





記事投稿者:瀬つきアジ
 2008.10.25 Saturday * 17:11 | 窯のこと | comments(0) | trackbacks(0)
+ 窯出し +
14日火曜日から窯出しを始めました!!

少しずつ冷ますために、
窯の口を塞いでいたレンガは数日前に外してあります
先日少し覗いたときはまだまだ熱がこもっていて
窯に入るとじわーっと汗ばむほどでした。



窯焚きが終わって1週間
ゆっくりと冷まされた器たち

今回の出来具合はどうかな???



窯出しで楽しいのは、
思いがけない美しい色が出ていたり!
釉薬の溶け具合が絶妙にかっこよかったり!

逆に、溶けすぎたり 焦げてしまったり へちゃげてしまったり・・・
せっかく素敵なのに残念っていうこともあります。。

次回はこの度の窯出しで出た素敵な作品を少し紹介させてもらいますね♪


記事投稿者:東洋美人
 2008.10.16 Thursday * 16:19 | 窯のこと | comments(0) | trackbacks(0)


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